どうやらクラシックがベースの考え方みたいです。
いや、ちょっと思いついただけなんですがね。
声の科学的分析を通して、声の出し方を断言している本がある。 そしてそれは、クラシックの声についての論文である。
うーん。たぶん著名な1冊を読んで思っただけなので、根拠は薄弱なのですが、なんとなく「あ、そゆことね」と感じたことが表題です。声の反響の仕組みや、高低を作る際の筋肉の動きなど、事細かに研究している人はけっこう昔からいるようです、学術的に。それはそれで結構。その中で出てくるのが「チェスト・ボイス」「ミドル・ボイス」「ヘッド・ボイス」といった音域を分けた出し方です。ではなんでこんな区分が発生するのでしょうかね?
クラシックにおいてはそれぞれのパートがそれぞれの歌い方をしている、みたい。
アメリカ人の娘さんがオーナーちゃんの教室に通っていたことがあります。大学でオペラをやっていたようで、パートはソプラノでした。その歌い方だと高音は出ること出ること。響き倒しです。ところがその声の出し方だと、普通の「A」が全然出ません。つまり低い音域が全然でないということです。ちょっとびっくり。ここから
「クラシック高音用の声の出し方って、低い音域には対応できないではないかい?」
という疑念が生じました。では逆はどうでしょうかね。バス・テノールの声の出し方で高い音域まで行くのでしょうかね? たぶん出せないと思います。いや、わからんが。まあ、もし上のことが事実だと仮定すると、次のことが派生的に考えられます。
「クラシックの歌い方は音域によって必要な声が違う」
ということです。すると上で挙げた「チェスト・ボイス」「ミドル・ボイス」「ヘッド・ボイス」といった区分が発生するのは当然だということになります。でここで問題です。それは
「クラシックの歌い方が、ポップス・ロックの歌い方と同一か?」
という問題です。まあ、愚問ですね。そもそも悪い子が多いこのジャンル。お行儀の良いクラシックの発声など習うべくもありません。勝手に歌ってるだけ。ここから根本的に発声の方法が違うということが予測できます。そんな訳で、「チェスト・ボイス」「ミドル・ボイス」「ヘッド・ボイス」などといった区分を、まったく違う歌い方に当てはめようとしたことが、そもそもの間違いなのではないかと思います。ミックスボイス同様、これを言った生徒は「残念!!!」の一言で片づけることになっております、あしからず。

