ニューオリンズ
白黒映画だが、ジャズの発展がよく描かれている、と思う。
こういうものを記録してもらえたのはありがたく思う。
ほんとうにこんな感じだったのでは? と思わせてくれる映画
1947年の映画で、配役にビリー・ホリディとルイ・アームストロングがいるという豪華なもの。内容としてはニューオリンズでミュージシャンをプロディースして演奏することで財を成そうとしている男を中心に、演奏家とプロデューサーの活躍を描いたもの。クラシックジャズの演奏もさることながら、町並みや人々の生活感、仕草などが、とてもその時代を表現しているように思います。また時代とともに、ニューオリンズから黒人が追い出されてしまうのですが、プロデューサーを中心にたくましく演奏で稼ぎながら北へ。最後はデトロイトだったかな、そのあたりまで活動拠点を移動して、白人音楽とジャズとの融合がなされていくということが表現されていました。
音楽して、ジャズとして本物、だろう
面白いことにやっぱり合奏演奏としてはタイミングがずれることは良くありました。しかしながら、「そんなの、どうでもいいんじゃない?」というぐらいのエネルギーっていうのでしょうかね、雰囲気っていうのでしょうかね、そういった魅力があるのです。ビリー・ホリディさんの歌もほんと素敵。どうしても今の時代リズムとかピッチとか、きっちりかっちりしないといけないと思ってしまいますが(私も……仕方がないのですが……)、そんなことよりも大事なものがあるのね、ということを感じることができます。まあ、マネができるか? というとまあ無理! とも言えますが。
ところでルイ・アームストロングさん、セリフの時もバリバリのしゃがれ声でした。
んーーー、徹底してるな。変に感心したものです。

