さて、キチンと勉強しよう

雑談

いただいた本は、音大の教科書にもなってるそうです。

 
「楽典」という黄色い本をもらいました。…いや正確には友人からの貸し出しですが。
 
 

基本はクラシックの教科書のようです。

 
今までさんざん、市販の音楽関連・発声関連の本を読んできましたが、どうもきちんとした基準がない、ということが身に染みてきました。まあ、歌などほとんどは聴いて歌うぐらいで楽譜など見なくてもできるものですが、それでも専門用語や譜面の見方、リズム・和音・強さ等々の基本的な概念というものを知る必要があるな、ということで
 
「なんかない?」
 
と、クラシックのオケ出身の友人に聞いたところ貸してくれました。一応、永年貸与です。で、途中まで読んだのですが、うーん、やっぱりきっちりしてますね、ということと、世間で使われている言葉に誤用があるということが分かりました。特に「音程」ですね。世間的には音が外れている、つまり
 
「出さなければならない音に対して、ずれている」
 
という使用方法のようですが、実際は
 
「Aの音からBの音への、振動の間隔」
 
ということで間違いないようです。世間の方のいう「正しい音=正しい振動」は「音高=ピッチ」というものですね。そのほかにリズムの理屈や、音の分解など非常に基礎的な概念が詰まっていて勉強になります。初めてじゃね? こんなに感心できる本って。
というわけで読み進めているわけですがちょっと面白かったことがひとつ。それは
 
「音の振動の計算方法」です
 
音は振動ですので、倍音とその基音となるところからどれくらいの倍率の振動がそれぞれの音を構成するか? という話ですが、純正率と十二平均律という2つの計算方法があるようです。
実際に振動が倍になるとオクターブ上がります。これは共通。そしてその中間の音の振動はどうやって決めるか? ということですが、純正率ではきっちり割り切れるところを決定して、その他の音は、なんやかんやでいろいろと計算して決める。しかしこれだと和音で変な音が出ることがあるそうで、現在では使えないそうです。
そんな中で、オクターブの振動を12段階で平均して、振動を分割して、きっちり分けたものが「十二平均律」だそうです。厳密に言うと純正率できっちり割り切れる音が割り切れず、多少の不調和が出るようですが、体感的には問題がない、ということで主流となっているそうです。
 
うーーん、面白いな。在庫計算の方法みたい。
 
先入れ先だし方、最終原価法、総平均法などなど、扱う商品によって不都合がでるといろいろと知恵を絞ってやり方を考える。
 
まあそんなことで、きっちり振動で割り切れない「音」が主流である以上、音楽にはある程度、「適当」な部分が残っているといっていいのではないかな?
するとある程度、歌も適当でいいのかな? なんて、不謹慎なことを思ったりしたりする、今日この頃ですw