大きく口をあけてはっきり動かしましょう!って、 本質はそこじゃねぇ!!
ボイストレーニングを続けてはや10数年、 オーナーちゃんは、いろいろなハンデを克服しています。
何度歌ってもなんだか日本語がはっきりしない。そのため歌詞が伝わらない。「はっきり歌いましょう」といわれて、「口をキビキビ動かせばはっきりするかしら?」とか考えてやってみたけれど、一向に改善しない。そんな声をよく耳にします。そこで、「そもそも口の動きと活舌のよさが本当に関係しているのか?」について、検証してみたいと思います。
プロの中でも口のあけ方にはバリエーションがあるという事実。
実際にプロとして活躍している方の口の動きに注目してみると、大きく動かしている人もいれば、ほとんど動かない人もいます。それでも言語は最低限の明確さを保持しています。これだけでも「口を大きくあける=活舌が良くなる」は成り立ちません。ここで立ち止まって考えなければならないことがあります。それは「言葉って、どうやって作ってる?」という点です。
言葉の作り方と言われても、ほとんどの人がなんとなく作っているので、 歌える人、滑舌がいい人、の中でも説明できる人は極めて少ない。
実際に「どうやって言葉作ってますか?」と皆さんに聞くと、本当に様々な答えが返ってきます。きちんと50音すべてを説明できる人は今までいませんでした。つまり幼年期に言語を習得する過程で、なんとなく獲得したやり方でしゃべっていて、明確な方法論が無いまま言葉を作っています。実はこれは「歌える人」「活舌がよい人」についても同様です。うまく歌えないときに、上手な人に「どうやって歌っていますか?」と聞いた経験がある人は多いと思います。私は散々聞きました。そして明確な答えが返ってきたことは一度たりともありませんでした。当然です。何で歌えるのか本人がよく分かってないからです。最終的に、説明が出来ないのに歌える理由は、「言葉の作り方」が根本的に普通の日本人と違うからだ、という結論に行き着きました。たまたま獲得した言葉の作り方が、歌に適する言葉の作り方だった、だから分析する必要も意識する必要もない、よって意識することも無いのでわからない、ということです。※言語と発音の分析はここではいたしません。
活舌がいい言葉の作り方でも、歌に適するものと、そうでないものがある。
活舌のいい人を思い浮かべてみると、アナウンサーや声優
、俳優、ナレーターなどの職種に就いている人挙げられると思います。では「これらの方人は全員歌がうまいのか?」というと答えは「NO」です。この現実は、良い活舌の作り方でも歌用とそうでないものがあるということを示しています。以上のことから次のことが言えます。
「最初から歌える人=言語獲得の過程でたまたま歌用の言語生成方法を獲得した人」
まぁーーーついてますわね、うらやましいねたましい。さて歌用の言語生成方法ですが、これは理解すれば必ず誰でもできます。がんばって見つけてみてください。
ではでは

