ファントム・オブ・ザ・パラダイス
誰も知らないだろうな・・・B級映画です。
映画好きの友人に勧められた映画の一本。今考えるときわめてコアな映画好きだった。
オペラの概念がちょっと変わった
皆様、オペラというとどんな印象がありますでしょうかね? まずはフルオーケストラで迫力のある演奏で、役者も朗々とセリフや歌をこなす。そして当然格調高いクラシック。ってな感じでしょうか。
一般に知られているファントム・オブ・ジ・オペラ(オペラ座の怪人)は、このカテゴリーなんじゃないかと思います。舞台を見たことないので予想でしか言えませんが。
ところがこちらの映画、ファントム・オブ・ジ・オペラの焼き直し? オマージュ? で、現代が舞台となっていますが、流れている曲がロックになっています。ロックオペラというものでしょうか。これがちょっと面白かった。結末も元ネタとは異なりホラー要素の延長にありましたのでB級としては秀逸です。
そういえば昔、デーモン小暮閣下がメインで、舞台でロックオペラやっていたような気がします。今もやっているのかな? 一度見てみたいなと思っています。
当たり前だが、使用される音が変われば作品全体の雰囲気も変わる
皆が皆、そうであるかわかりませんが、曲によって時代のイメージがついているのではないかと思うわけです。クラシックは中世から近代。ロック・ポップスは現代、テクノっぽい電子音は未来みたいな。テーマは同じでも「どの世界」の出来事かを決定づけるのに音というものは大きな要素となっているのではないかと思います。
一方でそのギャップを狙ったものもあるかと思います。たとえばシェークスピアの悲劇をベースに作られた「タイタス」という映画は、古代ローマが舞台なのに、バイクや車が登場しますし、ヘアースタイルもモヒカンだったりしました。
音も結構ロックよりだったような、そうじゃなかったような。内容があまりに衝撃的で良く覚えていません。
そんな訳で音の力って結構すごいなぁ、と感じる次第です。
ちなみに元ネタのファントム・オブ・ジ・オペラ(オペラ座の怪人)は映画で見ました。これはコメディです(個人の感想です)。オペラ座に潜む怪人となった作曲家があの手この手で嫌がらせをするのですが、すべて手作業。シャンデリアを落とすシーンなんて、必死こいてチェーンに鑢を「ごしごしごしごし」やってる姿は爆笑です。良かったら比較してみてくださいね、と。
