芸術的要素
歌唱における芸術的要素
音楽として最低限しなければならないものを
「音楽的要素」としたときに、
それを踏まえたうえで表現を求める手法を「芸術的要素」とする。
この言葉はこのsiteで考え方を説明する場合に、混乱・誤用を避けるために定義したもので、一般の用法ではないということをあらかじめ断っておく。
芸術要素=歌唱技術の複合体
「感情的に歌う」「アグレッシブに歌う」などなど、その歌い方から感じられるものをさして表現というと思いますが、結局声も音なので、その変化の仕方が問題となる。再度確認しておくがあくまで、基礎となる「音楽的要素」である発声・リズム・ピッチが出来た上での話である。
声=音として変化が可能なのはどの要素か
ざっとですが要素を列記します。
- 声の音としてのアタック方法。
- 声の音としての伸ばし方。
- 声の音としての終わり方。
- 声のトーンの選択。全体的に・部分的に。
- 基本リズムに準じた音量変化。
a.全体的なパートの構成に準じる場合。
b.短いフレーズ内での音量変化
c.フレーズ内、リズム特徴としてのアクセントの使用 - 声の言葉としての明確化の度合い。全体的に・部分的に。
- 音の長・短の組み合わせによる印象コントロール。
大まかに分けてこんな感じだと思うのですが、それぞれにやり方のバリエーションがいくつもあります。そして「使わない」という手段もありので、この組み合わせを限定することはできないでしょう。そして個人によって選びようはいくらでもあるということになります。
※まあ、流行や時代・ジャンルによって、その組み合わせの大まかな傾向はあります。
なんにせよ歌う前に
「この曲を通じて、どういう表現をしたいのか」
という設定が重要であると言えます。



