ピッチ
「ピッチ」は”音程”ではない
とにかく恐ろしくシビアなもの。
ほぼほぼ数学に等しい。
”音高”と”音程”
一般にピッチというと”音程”という使い方がされていますが、これは間違い。日本語訳としては”音高”というのが正しいようです。ではその差ですが、”音高=ピッチ”とは、1秒間に何回振動が繰り返されるか、(単位はHz”ヘルツ”)という基準で定められた絶対的な音のことを差します。繰り返す回数が少なければ低く、多ければ高く聞こえる、といった具合です。1939年に国際標準のピッチが「A(ラの音)=440Hz」と定まったみたいですが現在使用されているのは441Hzが多いようです。一方で”音程”とは、「甲の音と乙の音との隔たり」をさします。英語だとインターバルになるそうです。
ピッチのズレ=周波数のズレ
周波数=繰り返される波の数が同じであれば、複数の振動を重ね合わせたときに波の山と谷の数や位置が一致します。ところろがその周波数がずれると、ずれた位置の波が干渉しあって不規則な振動になります。まあたいへんざっくりとした説明ですが、こんな感じですかね。ところで音楽に関する機器がかなり細分化・高度化・デジタル化、そして低価格化した今では、「自分の出した声がどの音か」ということが結構簡単に確認できます。これは実は画期的なものなのではないかと思っています。20~30年前では声がピッチとあっているかあっていないかは耳による感覚でしか判断できなかったのです。それゆえに専門的な分野としての訓練や経験が必要になったのでしょう。
まあそんなことで出した声があってるかあってないか?の確認が、お手軽に出来るのですが、「お手軽に確認が出来る」ということ、「お手軽に正しい音を声で出せる」はまったくイコールになりません。機械で確認しながら、正しい音を出す感覚を繰り返し練習する必要がありますが、これはかなり地味な練習です。ここでくじける方はかなりいるのではないかと思いますが、是非乗り越えていかなければならない要素の一つといえるでしょう。
正しいピッチで歌う感覚をつくる
ピッチがずれる心理的要因



