ですよねー。
いや、まったく否定的な意味で言われたのではなく、客観的な判断です。
理論と技術を認めていただいた上での一言
「誤解しないで聞いてね」という一言が付随した後のタイトルです。「ですよねー」はオーナーちゃんのリアクションです。プロベーシストAH氏と飲みながら話していたときの会話ですが、ここに否定も卑下もありません。ここでの基準は「売れる声か、否か」あるいは「歌っている個人がどの曲調でも現れるか」というポイントだと思います。まあ若人の場合、ここでかなりへこむでしょうね。こういう時は年を経て悟りに近づくのは良いことだと思います。
ここはとっても難しい要素
プロとして活動をしていると、エンターテイメント性の実現もそうですが「稼げるか否か」という点に思考がシフトしていくのは当然です。すると技術的にうまい下手を超えた何かが必要ということを身に染みて実感しているのではないかと思います。
これはね、オーナーちゃんも実感しています。生徒の中にも「うまいよねー、でも、なんか覚えられないや」という方がたまにいます。要するに技術的に上手に「覚えてもらえる・魅力的に伝える」というプラスアルファ要素を持っている人が売れるというということになります。
で、オーナーちゃんにはその声質としての魅力が、ねぇ。ま、知ってましたからね。別にショックもありません。
「そんな声質があればもっと積極的にシンガーとしてプロ目指します」ってーの。
それよりも重要なのは「こんな声でも、認めてもらえる技術は培える」という点です。そしてオーナーちゃんは自分自身の歌が売れることを目標に研究しているわけでないので問題ないのです。(ちなみにAH氏は当然私のスタンスを知っております)
発声歌唱技術を移植した場合、その人の声を生かせるかどうか?が重要
オーナーちゃんの声がイマイチ良くないのは自覚しておりますので、ちょっと不安が残るのはこの点です。生徒もみんな変な声になっちゃうんじゃね? っていう一抹の不安です。まあ、これは生徒に教えていくなか徐々に確認できていますが、「あ、大丈夫みたい^^」です。技術を移植しても声質には影響がないということを確認できてきてますので安心して教えられる次第です。うーん、声が壊れる前に何とかしたかったなぁ……。あ、それでも、売れるのは無理か。人前で歌うの、好きじゃないし^^