あらためて考えると、おやおや?と思う点が出てくる
ビブラート。一応コントロールして使えますが、楽器の演奏者からの一言に「おや?」と思いました。
「ピッチが一定規則で上がったり下がったりする」でいいのかな?
このサイトはそれほど詳しく書くところではないので、こんな感じで。あっさりと。でもオーナーちゃん、基本的には「正しい音からやや低い音へ落ちてまた戻る」という風に考えていました。それで一応不具合もありませんでしたので、まあそんなもんだろうと思っていたところ、プロベーシストのギタロー氏からこんな一言が出ました。
「でもギターのビブラートは基本の音から上に上がるよね」
あれ? ほんとだ。フレットレスの楽器ならともかく、通常のフレットがあるもの場合、音をちょっと下げるって難しいのではないか? あ、ほんの少しだけ指を浮かして弦のテンションをちょっとだけ下げることはできるか。でもそんな微妙な調整を高速でやるのは相当困難なはず。ギターのビブラートって、弦に対して水平に指をピクピク動かす場合と、弦に対して垂直に指をぐりぐり動かす場合の2種類が普通のようです。どちらも基本の音より上がる。でも変な感じはしませんね。一方で声のビブラートは下がることが多い。というか微妙に上げるビブラートってできるのかな? あ、結構できるな。でもまったく意識しないでやれるほど自然ではない。それから改めて考えてみると、「上がるビブラート」と「下がるビブラート」が楽曲内に同時に存在していても違和感はありません。さてさてどういうことなんでしょうね、なんていうことを考えていたら面白くなってきたので、近いうちに研究してみたいと思います。
一方で、ギタロー氏の「ん? ベースでもビブラートさせるし、チョーキングすることあるよ」という一言の方が、インパクトが大きかったことを付け加えておきたいと思います。ベースは安定感が大事、という思い込みの産物でした。