響け!ユーフォニアム

というアニメがあります。知ってます?

 
高校の吹奏楽部を舞台にしたものです。さていろいろ感じるところがあります。
 
 

うーん、さっぱりわからん

 
内容は簡単にいうと「駄目な部が、一念発起して頑張って上に向かっていく」というベタベタのものですが、それはおいといて、どうやら高校の吹奏楽部で演奏するシーンではきちんと音を演奏しているようです。
で、「あ、へただなー」と思うことは思うのですが、どこがどう、ということはイマイチよくわかりません。経験なしだから。
 
一方で小学校から大学まで吹奏学部でラッパを吹いていた友人からすると、下手な演奏は絶妙だったみたいです。まるっきり下手、というわけではなく、ところどころちゃんとしていて「たぶんあそこの高校の吹奏楽部だろう」ぐらいわかるみたいです。
練習や部内の人間関係もけっこうリアルだとか。
そんなことで「ふむふむ、こんな感じなんだ」とまあ、知らない世界の取っ掛かりとして見てみたわけです。まあ、結構体育会系ですね。特に管楽器系は。呼吸が基本となるという点では歌と一緒ですが、呼吸器系を鍛えるためにランニングなんてさせられているのを見ると「お、走ってるね、頑張れよー」なんて思うわけですし、小柄な女子高生がえっちらおっちらコントラバスとかしょってるとほほえましいものです。
 
 

専門によってやっぱり耳の精度が変わる

 
普段、バンド系の音をメインで聞いていますので、なかなかフォーンセクションは一般的ではありません。ストリングスもセクションでパート分けされているようですね。いや、挿入されている曲はそこそこあるのですが、なかなか馴染むものではないのです。
 
で基本的な疑問として「フォーンセクションって、何かね?」、とそんなところからのスタートです。知人に聞いたところ「トランペット・アルトサックス・トロンボーン」が基本だそうで、(あれ?ちがったかな?)。じゃバッスンは? ホルンは? どういう時に使うんですかい?? みたいな、派生的な疑問が多々出てくるのでございます。
 
まあそんなことでブラスバンドとしての音が聞けるわけですが、面白いことに「うまい」設定の学校の演奏はBGMみたいに聞こえます。で、ちょっと下手設定の学校の演奏は、「なんだか一生懸命やっている」という風に聞こえるわけです。「おいおい、録音の仕方とmixの仕方ちゃんと一緒かね?」と思うぐらい違いますね。本当に合奏としての演奏であれば1発録りなのでしょうかね? マイクは何本、どこに立てているのかしら? なんていうことを想像してしまいます。そんな感じで、いつもと違う音の構成が聞こえてくるといろいろと考えることが出てきて面白い、ということでございます。
ちなみにもっとも根本的な疑問は
 
「ユーフォニアムって、何?」でした。
 
ではでは。