このサイトを作ろうと思ったわけ

そういえば説明してなかった

 
本数的に区切りがつくので、あらためて根本議題を書いてみたいな、と思う。
 
 

今の時代が、恵まれている点

 
さてさて、ネットがこれだけ普及するということで、今までに無いメリットが生まれているとしたら何か? というものですが、それは
 
「情報の保存、及び、拡散が容易である」
 
という点に尽きるのではないでしょうか。これまでは、どんなに頭の中でどんなにすばらしいことを考えていても、それをまず文章としてアウトプットする能力が必要になります。ここにまず壁がある。仮に文章という情報に思考を置き換えたとしても次に拡散する手段として「書籍化」が必要になる。ここにもハードルがおかれています。
 
さらには書籍として作りました。でもそれを手に取る人、つまり情報を受け取る人はどうすればいいか? という流通の問題が生じます。最後のハードルです。こんなことで自分の考えていることを世の中に伝達しようとすると、大きな労力・資金が必要となってしまったわけです。
 
一方で今の時代はどうでしょうか。ブログもツイッターもそうですが、個人が発した情報が全世界的に拡散する可能性があります。これは個人のノウハウ・情報を保存拡販することに異なりません。そしてサーバが存在する以上、長期にわたってネット上に存在し続けられることも意味します。ま、そんなわけで、いろいろ考えていることが皆さんの何らかのお役に立てるはず、という点から情報を残そうと思ったわけです。
 
 

たまたまだが、結構文章は書ける方、なんじゃないかな……

 
音楽だけをしていたわけではない上に、思考能力を意図的に上げる練習をしたこともあったので、変に理屈っぽくなったのですが、それが上手くかみ合って、歌で悩んでいるみなさんの、とくに
 
「分からないところが分からない」
 
というもっとも厄介な悩みに対して、考え方に方向づけができれば、役に立つのではないかと思っています。
 
また音楽に携わりながら、追求することをやめ「なんとなくできるからオッケー」みたいなところで満足してしまっている、なんちゃってな自称”ミュージシャン”に対する挑戦でもあります。とにかく考えることを停止している人たちがなんて多いことか。そしてそういう人たちが先生になって、生徒に教える時にいかに不幸を生むか。そのあたりをもう一度考える機会になってもらえればいいと思います。
 
このぐらい言ってもいいかな。
 
ほんと、なんちゃってミュージシャンは、論理的思考ができない子が多いのです。
 
考えろ。
 
「人間は考える葦である」
 
考えることを放棄したら何が残るんだろうね。
 
とは言っても、これだけ書くと考えたくなくなりますねぇ。
 
私も人間、放棄しようかね?w