アニソンが軽く見られているわけ

「これはひどい」という歌がありすぎた

 
かばいきれないほどの歌が、ありすぎる・・・・
 
 

80年代が原因かもしれない

 
70年代のアニソンは、けっこう、実力派の方々が歌っている場合が多いと思います。ささきいさおさんしかり、水木一郎さんしかり、とても上手です。個人的にはヤマモトマサユキさんも好きですね。代表作はヤッターマンですかね。一方でイメージが固定してしまったためか、いろいろな作品を歌うことになっているように思います。
 
こんな中、80年代から作品が増えてきたからでしょうか、それとも音楽シーンがあまりにも変化してしまい、それに呼応するためでしょうか、様々な方が、様々な曲調を歌うようになってきたように思います。当然一発屋も多く、今聞くと「え?誰?」という方も少なくありません。そして、歌がけっこうひどい方が多い。このイメージがアニソンの地位を貶めたのではないかと、ふと思ったのでした。
 
 

声は良い、と思う。

 
それでもやはりプロとして録音されたものですし、選抜もされていると思いますから、とにかく声は素敵です。しかし、
 
「ピッチ悪すぎ!!!」
 
不安定どころではない。合ってねーよ! 
気持ち悪いよ!
ロングトーン、美しくねーよ!!
 
みたいな。時代的にあまり金がかけられなかったのでしょうか、ピッチの修正技術が未発達だったのが原因でしょうか、
 
「こういうものが時代を超えて残ってしまうのは、本人としてはどうなんだろう?」
 
と思ってしまうわけです(あ、残るとも思ってなかったかもしれませんね)。ちなみに楽曲そのものは、結構面白いです。「時代の流れでいろいろ取り入れているなー」なんて感じることができます。でも「結局、曲の印象のほとんどって歌なんですねぇ」とあらためて感じた次第です。
そんな中、最近ちらっと見た懐かしいアニメがあります。それは「めぞん一刻」。
声優さんたちもなんだかぎこちなくて笑えたのですが、オープニングはやっぱりひどいと感じました。
 
あ。
 
斉藤由紀さんだ……。
 
アニソン歌手じゃねーや……
どうしよう
……
まいっか。