曲の構成上の特徴
最近の曲ばかり練習していると見落としがちな特徴です。
なかなか手をつけないジャンルをやってみると感じること
「出会いを大切に^^」をテーマに、知り合った方の好きな、あるいは得意な分野で、いままで手につけなかった曲をやることが良くありますが、今回はHP作成に携わるベーシストのギタロー氏に聞いてみました。
(私)
「どんなのやってみたらいいですかね?」
(ギタロー氏)
「そうね。
最近の曲でなかなか作られないワルツの曲で”テネシーワルツ”、
あとクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの”雨を見たかい?”、
ドゥービー・ブラザーズの”チャイナ・グローブ”、”
ロング・トレイン・ランニン”、
ウィリーネルソンの「オン・ザ・ロード・アゲイン”
アラバマの”マウンテンミュージック”、
とこんな感じかな?」
ふむふむ。確かに聞いてはいるが歌ったことはない。ということで、カラオケ音源を準備して練習をしてみることにしました。
曲の構成はきわめてシンプル。歌詞もリフレインがメイン
早速3曲ほどチョイスして練習したところ、基本のフレーズを捉えるのが結構面倒ですが、感覚をつかんでしまえば後は繰り返し。まあ、まだ歌いこんだわけではないので荒いとは思っていますが、とりあえず歌えました。
ここで感想。すっごくあっさり曲が終わってしまう。今の曲って、曲の構成の展開がけっこう複雑で、上げたり落としたりして変化をつけていくのが多いと思っているのですが、今回歌ってみた曲は、変化のつけ方もシンプルです。エンディングのフェイドアウトなんてあっという間に消えちゃう。こんなわけで聞き終えたときに「え、もう終わり?」という印象が残りなんとなく物足りなく感じたわけです。ところが物足りないので次が聞きたくなる、あるいはもう一度聞きたくなる、こういう心理状態も発生したわけです。
「何度も聞いてもらえる」ということが大事なら、物足りなさも正解かもしれない
意図的にこういう構成になっている、とはちょっと考えずらい気がします。たぶん時代的な背景があったと思いますが、時代が過ぎるにつれて基本どんどん複雑になってきます。また、洋楽に比べて全体的に現代の日本の今日は複雑怪奇なつくりになっていると感じます。さすがは職人の国。より高度に、難しく、誰もやったことがないことを、といった感じでしょう。
歌に関しては「より高く早く」といった方向性もうなずけます。おかげで一曲聴いたら「よし、おなかいっぱい!」というようになってもおかしくありません。この辺のバランスって作曲者にとっては難しいところなのでしょう。
こんなことを考えながら、これらの曲は同時に音域が低い曲が多いので「うーん、歌った気がしない」という高音病にかかっているオーナーちゃんの物足りなさは、どこに向かえばいいか? という点に関してはわからずじまいでした。