音楽の歴史の中で、売れないへんてこな曲が存在する。
さて第4弾。今回はサザンオールスターズ・桑田佳祐氏編でいきたいと思います。
「ブルースへようこそ」
レコード、CD添付の歌詞カードはすべて伏字となっていた。「たかが歌詞じゃねえか、こんなもん」という桑田佳祐氏著の文庫本で明らかになったのを発見したのだが、ホモの歌。「あー、あー、味噌がつく」……、なんてひどい歌でしょう……。しかも名曲「いとしのエリー」の前に配置。どうなってんだか。
「I AM パンティ」
何でしょうね、タイトル見ただけでがっかりです。
「すべての歌に懺悔しな」
時代が時代なので、今の人はピンと来ないかもしれないが、当時は「え?? あの人のことじゃね?? 言っちゃった??」という問題作だった。こんな攻撃的な歌詞、日本ではこれ以外に見たことがありません。まあ、実際、言われたほうはかなりお怒りだったようで、佳祐氏、のらりくらりと逃げ回ったとか。
「経験Ⅱ」
むかしの歌番組「うたばん」のオープニング用に作成された楽曲だが、あまりのお下品さにクレーム殺到。2ヶ月で終了となった幻の一曲。「はめて~、エロくエロくエロく、そう、はめて~」という出だしであからさまにあれなのだが、それでも放送コードに引っかからないのが、さすが。
「JAIL 〜奇妙な果実〜」
要は「SMクラブでひゃっほーー!!」って歌。何でも歌になるんだな、って変に感心した一曲。
そんなことで今回はこれで終了です。